凡人記

初老が気付き等について垂れ流します

一日一食

一日一食生活を始めて2年程経過した。
このキーワードで検索すると「ダイエット」「健康の為」といった記事が散見されるけれど、
僕は違った観点から食の事を考え、一日一食にアプローチした。

読む価値無しの記事に時間を奪われない為、先ず検索で引っ掛かって来た記事から取上げてみよう。
※但し自分の経験上での話なので参考程度に

・本当に痩せるのか?
→一食しか摂らないのだから基本、痩せるに決まってる。
・健康に良いの?
→実践する人による。概ね快調になるが、罹患中で有れば医師に相談する事。
・いつ食事すれば良いの?
→実践する人のライフスタイルに左右されるので、自分の好きな時に一食摂れば良い。
・どの位続ければ良いの?
→自分の事なので自分で決めれば良い(ちゅうか、人に聞く問題かね?って感じ)。
等々、大体はこんな所か。

 


一日一食や糖質制限は本当に体にいいんですか?一番の健康法は?高須クリニック高須幹弥が動画で解説

 

ここからは僕が一日一食に至った経緯についてを記述する。
興味無い人はそっと去って行って欲しい。
食事の回数といえば、恐らく皆一日三食という概念を刷り込まれている筈。
僕も実家住まいだった19迄は、母が作ってくれる事も有り3食生活だった。
その実、朝食を摂るとどことなく身体は重たい。昼食迄は間(ま)が空いてないし、って事でこの頃から薄々と「朝食は必要無いんじゃ無ぇか?」とは感じてた。

一人暮らしを始めてからは朝食は止メ。朝は珈琲のみで問題無く過ごし、2年前から昼食を他人(所謂、職場の人間)と摂る必要も無くなった為、一日一食に。
※厳密には昼の休憩時40g程のシリアルバーを食していたが
この頃、食生活の変化(時代による食事回数とか)について随分調べたナ。

この考えに至った経緯は、一日三食生活していると胃(内臓)は休む暇が無いんじゃねぇか?って疑問からだった。
消化には大きなエネルギーを必要とするし、消化→排便に掛かる時間も(摂取する物に因るが)24〜48時間必要。これだと3食生活では起床時間中はほぼ消化器官は働き続ける事となる。
10年、20年先の老後(既に初老だけど)の健康を考えた場合、身体の負担は抑える様に今から習慣付けとこう!というのが切っ掛けだった。
※僕の食事の内容は少し特異なので、別な記事で述べたいと思う

で、2年続けてみての感想。

<デメリット>特に無し(他人と昼食を摂らなければいけない場合は摂れば良い。厳密にそこを制限する必要性は感じない。毎日じゃ無い訳だし。)
デメリットでパートナーと一緒の時間が減るって記事を見掛けたが、そりゃアナタの匙加減で解決出来る事なのでは?と感じたが。

<メリット>
・免疫力が付く(僕に限ってだが、切り傷(包丁とかでの)の治りが早くなった感覚)
・短時間でも質の良い睡眠が取れると感じられる
・食事のメニューで悩む事が少なくなる
・味覚が鋭くなる
・↑と同時に、何を食しても(他人からみてド貧相な食事でも)美味に感じられる。
・寝覚めが良くなる
・(あくまで結果=副産物として)食費が抑えられる

といった所か。

 


絶食療法の科学

 

栄養バランスに気をつけていれば、僕には問題無かった。
後は続けられるかどうかって所だろうが、無理せず、続ける自信が無いならやらない方がマシ。
人によってはリバウンドも怖いのだから。
時には人とランチや夕食を共にする機会も有るだろうから、それは我慢せず良質な友好関係を築く方が大事である。
今日出来なかったから、翌日に食事量を調整するなんて馬鹿げた事を考えるのも不要。
より良い人生を選択する権利は各々有るので、どうぞお気楽に。ただ最初は間違い無くしんどい。
まぁ試して出来そうなら習慣化すれば良いんじゃねぇのって所だと思う。